2007年01月08日

全日本大学サッカー選手権大会決勝トーナメント1回戦 vs立命館大学@西が丘

2007年1月7日(日) 11時30分キックオフ 西が丘 45分×2

早稲田大学 4[1−0・3−1]1 立命館大学

得点:【早】塗師(3分)、松橋(47分)、松橋(49分)、反町(89分)【立】阪田(78分)

早稲田大スタメン
−−−−松橋−−渡邉−−−−
−−−−−−兵藤−−−−−−
中島健−塗師−鈴木修−松本怜
−−横山−−金守−−山口−−
−−−−−−伊藤−−−−−−

SUB:河野、中川裕、金田、首藤、松本征、前田、反町

交代:松橋→反町(68分)、中島健→松本征(69分)、鈴木修→金田(89分)

立命館大スタメン
−−−−古部−−森井−−−−
高橋−−−−−−−−−−−朴
−−−−前田−−永田−−−−
西野−−阪田−−深水−−−畑
−−−−−−修行−−−−−−

SUB:上田、湯浅、佐藤、山口、有田、宮尾、家森

交代:畑→佐藤(55分)、前田→山口(68分)、森井→家森(76分)

年が明けても早稲田の戦いはまだ続いている。今年度最後の大会で、日本一となるべく、インカレ決勝トーナメントへ臨む。1回戦の相手は関西の雄、立命館大学である。早稲田は山本脩斗が怪我のため欠場し、左サイドには中島健太が関東リーグ最終節以来のスタメン復帰。ようやく怪我の癒えた松本怜も右サイドとして先発起用となった。対する立命館は、左サイドバックのレギュラーである武宮雅純を出場停止で欠くものの、U-22日本選抜に選出された古部健太、古部とともに大学選抜の永田亮太、C大阪入りが内定している阪田章裕など各ポジションにタレントを擁する。総理大臣杯でも優勝した紛れもない強豪チームである。

ともにパスサッカーを標榜する両チーム、どちらが主導権を握るか注目されたが、立ち上がりから勢いよく攻勢に出たのは早稲田だった。すると3分、松橋からのパスを受けた渡邉が右サイドから突破を試みる。ライン際を深くえぐり、一気にドリブルで2人を抜き去るとそのまま中央へ折り返し。完全に立命館守備陣が崩れたところに、塗師がフリーで飛び込みあっさりとシュートを押し込んだ。試合開始直後、早稲田に幸先のいい先制ゴールがもたらされた。

早くもリードを奪った早稲田は、ここから完璧に試合を支配する。シュートチャンスこそ少ないものの、小気味いいパス回しで終始立命館を押し込み続け、相手ボールに渡っても素早い中盤のチェックで自由にさせない。立命館に一切の攻撃の形を作らせることなく、すぐさまボールを奪い返しては再び攻撃の形を作っていく展開。20分には、鈴木修が前線の渡邉に当て、ダイレクトで渡邉が右サイドへパスすると、受けた松本怜がミドルシュート。これは右へとそれる。31分、36分にはともに兵藤のFKからゴールを狙うも、追加点には至らない。

36分、立命館はゴール前でのFKを永田が直接狙う。低い弾道のシュートはゴール左へ外れたが、これが立命館にとっての初シュート。39分にはエリア内でボールを受けた永田が粘ってつなぐと、森井が抜け出して押し込んだかに見えたが、これはオフサイドでノーゴール。早稲田にとって危ないシーンはこれぐらいで、圧倒的な早稲田ペースで前半戦を折り返した。

後半からも、追加点が欲しい早稲田は攻撃の手を緩めない。まずは46分、右サイドをオーバーラップした金守が縦に突破してセンタリング。渡邉がボレーであわせるも、シュートは枠の上へと外れる。そして47分、積極的な早稲田のプレッシングがゴールへとつながる。兵藤が前線から相手選手を追い込んでボールを奪うと、塗師、渡邉、中島健とつなぐ。左サイドでボールを受けた中島健はすぐさまダイレクトで中央へパス。空いたスペースに走りこんできた松橋は、落ち着いてシュートをゴール右隅へと沈めた。ついに追加点を奪った早稲田だが、その勢いはまだ止まらない。直後の49分、今度は松本怜が右サイドから中央へと一気にドリブルで切れ込んでいく。そのまま左足を振り抜くと、弱くなったシュート気味のボールは松橋の元へ。突然のパスにも松橋は落ち着いてコントロールすると、そのまま強烈な右足シュートを突き刺した。松橋の連続ゴールが飛び出し、これで試合は3-0。

反撃に出なければならない立命館は、西野を右サイドバックに移し、左サイドバックの位置に佐藤将を投入。すると57分には絶好の形が。立命館の前線での速い攻めに対し、一度は山口がカットしたものの、こぼれ球が古部の元に。どフリーで放たれた古部のシュートは、キーパーの伊藤が見事なセービングで防いだ。さらに高橋がミドルで狙ったがこれは大きく上へ外れた。立命館のチャンスはまだ続き、59分、左サイドから佐藤がアーリークロスを送ると、ボールはファーの森井まで届く。抜け出した森井のシュートがサイドネット。

ピンチを切り抜けた早稲田にもチャンス到来。62分、右サイドでボールを受けた松橋がマイナスの折り返し。中島健が戻したところを塗師が受け、左足でコースを狙ったシュートを放つも、惜しくもゴール左へ外れた。立命館も再び反撃、68分に左サイドからのパスに反応した朴がニアから飛び込みシュートしたが、左のサイドネット。激しくなる試合展開、立命館は山口卓也、家森大輔と攻撃的な選手を次々と投入して攻勢を仕掛ける。早稲田も反町一輝を前線に、松本征也を左サイドに入れた。

攻撃的なポジションに人数をかけてきた立命館は、3点のビハインドをひっくり返すべく攻めに出る。78分には、古部が左サイドを自慢のスピードで突破を図ると、早稲田の山口が後ろから倒してしまいファールの判定。山口にはイエローカード提示されるとともに、立命館にFKのチャンスが与えれる。高橋が左足でボールを入れると、ファーサイドから高い跳躍で阪田のヘディングシュート。これが決まり、立命館が1点を返すことに成功した。

なお早稲田ゴールへと押し迫る立命館だったが、これに対し早稲田も固いディフェンスで対抗。長いロスタイム入ると、永田が強引な突破から右足でミドルを狙うもゴール右へ外れる。その後再び永田がドリブル突破から左井サイドでフリーの高橋へパス。高橋得意の左足シュートは強烈だったが、伊藤が何とか手に当ててセーブした。立命館の攻撃を凌ぐ早稲田だったが、最後の最後に反撃。相手最終ラインに兵藤がプレッシャーかけると、あわてた阪田のバックパスが短くなる。これに反町が反応して奪うと、そのままシュートを流し込んだ。4-1となったところで、タイムアップの笛が鳴り響いた。

早稲田のいいところが出た今日の試合。特筆すべきは、鈴木修人、塗師亮の両ボランチの精力的なプレッシングだろう。相手にボールを奪われても、彼らの鋭い出足で追い込みすぐさまボール奪取。彼らの働きこそが前半戦の一方的な展開を作り出した大きな要因だろう。前線、最終ラインも集中力の高いプレーを披露しており、この好調を維持できれば、優勝も夢ではない。次の相手は関東チャンピオンの流通経済大学。本当に強いのはどちらか、それを証明する早稲田の勝利に期待したい。

松本怜が右サイドを駆け抜ける!中盤で躍動、先制点もあげた塗師亮松橋優のゴールを山口貴弘が祝福
posted by ultraswaseda-admin at 13:29| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする