2006年12月25日

全日本大学サッカー選手権大会グループリーグ第3戦 vs静岡産業大学@磐田ゆめりあ

2006年12月24日(日) 13時50分キックオフ 磐田ゆめりあ 45分×2

早稲田大学 1[0−1・1−0]1 静岡産業大学

得点:【早】鈴木修(57分)【静】伊賀(30分)

早稲田大スタメン
−−−−松橋−−渡邉−−−−
−−−−−−兵藤−−−−−−
山本−−塗師−−鈴木修−首藤
−中川裕−−金守−−山口−−
−−−−−−伊藤−−−−−−

SUB:河野、横山、松本征、中島健、松本怜、前田、反町

交代:首藤→松本怜(HT)、松橋→横山(83分)、渡邉→反町(89分)

静岡産業大スタメン
−−−−伊賀−−井畑−−−−
−−−−−−本田−−−−−−
東山−−庄司−−徳増−−牧野
−−相原−−川嶋−−秋葉−−
−−−−−−柴崎−−−−−−

SUB:村山、清水、浅羽、小川、木戸、島田、和田

交代:徳増→島田(54分)、本田→和田(69分)、伊賀→木戸(76分)

グループリーグは早くも最終戦。これまで2連勝の早稲田は、この試合に引き分け以上で決勝トーナメント進出決定となる大事な一戦である。スタメンには左ストッパーの位置に中川裕平を久しぶりに起用。ベンチには今大会初めて松本征也が入り、他は前の試合と同じメンバー構成で挑む。対する静岡産業大は現在1勝1分、この試合では勝利のみが義務付けられる。布陣はこれまでの4バックから3バックに変更し、中盤には徳増欣也も復帰。早稲田対策は万全の模様だ。

立ち上がりに失点はしたくない静産と、引き分けでも問題の無い早稲田。これまでの早稲田の試合とは違い、今日は中盤で両者激しいつぶしあいが展開される。最初にシュートチャンスを作り出したのは静産、2分に中央をドリブルで突破した伊賀がそのままミドルを放ったが、これは早稲田デイフェンスが防いだ。7分には早稲田も反撃し、前線へと塗師浮き球を送ると、渡邉が落として兵藤が拾う。前へ仕掛け、こぼれたところに反応した松橋が抜け出したが、ゴールへと転がったシュートは必死で戻った相手選手がクリア。早稲田最初の決定機は決められない。

静産はこれまでの相手とは一味違い、前線や中盤のプレッシャーも弱くはない。11分には高い位置から追い込まれてボールを奪われると、静産に勢いよく攻め込まれる。最後は井畑が左足でシュートしたが、これはゴール左へと外れた。その後もお互い集中を切らさず、シュートシーンは少ないながらも激しい試合となっていく。しかし、迎えた30分、早稲田は一瞬の隙をつかれる。右サイドから中央へと切れ込んだ牧野が、絶妙なボールを裏へと送る。これに飛び出した庄司が右サイドをえぐるとマイナスのボールを折り返し、走りこんできた伊賀が合わせた。きれいな崩しから、まず先制ゴールをあげたのは静産。

リードを許した早稲田は、その後ボールはキープできどもシュートにはなかなか持ち込めないじりじりした展開が続く。39分には右サイド山口のアーリークロスに松橋が飛び込むも、ボールは頭をかすめるだけで枠へは飛ばず。結局、そのまま攻撃の形を作ることができず、前半戦を終了した。

最低でも同点に追いつきたい早稲田は、流れを変えるべく後半頭から松本怜を投入。彼の切れ味鋭いドリブル突破に期待がかかる。52分には早稲田らしいパスワークでチャンスメイク。右サイドに流れた鈴木修から松橋とつなぎ、ペナルティエリア内で渡邉がヒールで落としたボールを鈴木修が拾って一気に突破。切り替えしてからの左足シュートは体勢悪く、相手にクリアされた。直後の53分にはCKの流れから、左サイドの兵藤が中央へクロスボールを入れる。渡邉の頭にぴたりと合ったが、ヘディングシュートは左へと外れた。

54分には静産の徳増が負傷のためアウトし、島田淳貴が登場。静産CKのチャンスから秋葉のヘディングシュートもなんとか乗り切り、今度は早稲田にチャンス。57分、右サイドで得たFK、蹴るのは鈴木修人。直接狙うには厳しい角度だったが、鈴木修の蹴ったクロスボールは絶妙な弾道を描きゴール前へ。両チームの選手が飛び込んでいく中、ボールは誰にも触れられることなく、ゴールの左サイドネットへと吸い込まれた。欲しかった同点がついに飛び出し、早稲田イレブンが喜びを爆発させる。

これで決勝トーナメント進出が近づいて早稲田は、危なげの無い試合展開を披露。決して守備組織を崩すことはなく、機を見てはゴールも狙う。61分、ゴール前の渡邉が左に展開し、山本がセンタリング。ファーで松本怜がヘディングシュートしたが、ゴール右へ外れる。さらに63分には、松本怜が右サイドから中へとドリブル。縦パスを入れると、受けた渡邉がそのまま右足シュートを放つも、相手選手のタックルに阻まれた。

兵藤のCKから金守のヘディングシュートが外れた後の83分には、松橋を下げて横山知伸を投入し、守備へのテコ入れも決して怠らない。終了間際には静産の木戸に鋭いシュートを放たれたが、これも伊藤が難なく抑え、試合終了の笛が鳴った。早稲田が見事に引き分けで試合を終わらせることに成功し、決勝トーナメント進出が決定した。

これまでの2戦とは一転、激しい試合となった静産戦。しかし、最後は関東リーグで揉まれた経験が生きたのではないだろうか。選手たちの喜びようをみていると、ようやく厳しい試合を経験できたことで、この大会に対するモチベーションもより上がったように感じる。まずは最初の関門を突破し、この後は早稲田の強さを証明するためにも頂点を目指すしかない。年明けに迎えるトーナメント初戦は立命館大学、今年度総理大臣杯覇者である。

決勝ゴールをあげた鈴木修人最終ラインで出色の動き、山口貴弘チームを盛り上げる松橋優
posted by ultraswaseda-admin at 15:10| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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