2006年11月05日

関東大学サッカーリーグ第19節 vs東京学芸大学@古河

2006年11月5日(日) 13時40分キックオフ 古河 45分×2

早稲田大学 0[0−0・0−1]1 東京学芸大学

得点:【学】平井(85分)

早稲田大スタメン
−−−−−−渡邉−−−−−−
−−−−山本−−兵藤−−−−
中島健−塗師−−鈴木修−首藤
−−横山−−金守−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、堀江、中川裕、金田、松本征、島村、前田

交代:中島健→中川裕(62分)、首藤→前田(71分)、塗師→島村(87分)

東京学芸大スタメン
−−−−山田−−志連−−−−
桂木−−−−−−−−−−酒井
−−−−瀬田−−林−−−−−
高野−−黒田−鈴木博−佐々木
−−−−−−山下−−−−−−

SUB:足立、高橋、鈴木保、藤原、征矢、鈴木崇、平井

交代:志連→平井(61分)、桂木→鈴木保(68分)、佐々木→高橋(84分)

奇跡の逆転優勝へ向けて、早稲田はもう一戦たりとも落とすことは出来ない。3試合連続4得点で3連勝と勢いの増してはいるが、この日の相手は総理大臣杯で敗れた東京学芸大学である。前節の国士舘大戦で2バックを採用した早稲田は、今日は相手の2トップに合わせる形でいつもの3-5-2へと布陣を戻した。前節では中盤の底で存在感を見せた横山知伸を、左ストッパーとして起用。中島健太もスタメンに復帰した。対する東学は、いつもはボランチに入る渡邊一仁を出場停止で欠くも、そこは汎用性の高い選手たちでカバーする。

試合開始直後の1分、早稲田が早速攻め込む。右サイド首藤のセンタリングがファーまで流れ、走りこんできた中島健がダイレクトでシュートするも相手選手に当たる。3分には、前線で兵藤、山本、渡邉のトライアングルでパス交換。最後は中島健がシュートを狙ったが、ふわりと浮いたボールは枠の上へ。さらに13分、右サイドに流れた兵藤がクロスを送ると、中央で渡邉がファーへとつなぎ、またもシュートを狙ったのは中島健。しかしこれは相手キーパーのセービングにあいゴールならず。

早稲田に勢いのある立ち上がりではあったが、試合は徐々にこう着した展開となっていく。前期、そして総理大臣杯での対戦でも散々苦しめられた東学自慢の固い守備に、早稲田は攻めの手を失う。ボールを持っても、素早い東学のプレッシャーに対してボールを前に運ぶことが出来ない。セカンドボールを相手に奪われることも多くなり、シュートこそ相手に打たせないものの苦しい時間帯が続く。32分に兵藤が多少強引ながらも早稲田にとって久々となるシュートを放ち、なんとかして状況の打開を図る。

その兵藤のシュートを合図に、状況はやや好転。33分、ピッチ中央で前を向いてボールを持った兵藤が左サイドへとスルーパス。抜け出した山本がセンタリングを上げると、渡邉がニアから頭で突っ込んだが、シュートは相手選手がクリアした。続く35分には、今度は渡邉が前を向き、裏へと走りこむ兵藤へとパス。しかし相手選手に奪われてシュートまでは持ち込めず。37分には東学にもチャンス。山田のスルーパスに反応した桂木が抜け出したかに見えたが、ここは横山が必死のカバーリングを見せて守りきる。

前半終盤には早稲田が立て続けにチャンスメイク。38分、山口のフィードに反応した山本が右サイドを一気に抜け出し、そのままセンタリングを上げる。ファーに流れたボールに追いついた渡邉が左足でシュートするも、相手選手がブロックした。44分には、金守からのボールを受けた鈴木修が右サイドから仕掛けてセンタリング。飛び込んできた渡邉がシュートしたが、これはキーパーの正面を突く。ロスタイムには、左サイドで受けた中島健がアーリークロスを送ると、ファーで受けた首藤が左足に持ち替えてシュート。しかしこれもキーパーに阻まれ、結局スコアレスのまま前半戦を折り返すことに。

比較的チャンスの少ない状況の中で決定機を決めきれない苦しい展開。なんとかして状況を打破すべく早稲田は後半戦へと挑む。しかし最初にチャンスを作ったのは東学。47分、左サイドから志連が山口を突破。中央でフリーの桂木へと渡ったが、桂木のシュートは横山が飛び込んでクリア。さらに拾った東学がつなぎなおし、最後は山田がシュートするも弱く時久が難なく抑えた。

最初のピンチを乗り切った早稲田は、ここから左サイドでの崩しを中心にチャンスを作り出していく。56分、左サイドで塗師から中島健へと渡り、折り返したボールを拾った鈴木修が相手選手をかわしてから左足でシュート。しかしこれはキーパーの正面を突いた。さらに58分には、またも鈴木修が左サイドから右足ミドルを狙うも、ゴールの右へ外れる。59分には山本がスピーディなドリブルで中央から右サイドへと流れ、そこから中央へと切れ込んで左足のシュートを放つも枠を捕らえられない。

試合が動かないなか、ここで両者に選手交代。61分、まずは東学が前線に高さのある平井英良を投入すると、早稲田も62分に中川裕平が左サイドに登場。すると65分、今度は早稲田が右サイドからの攻撃。塗師がペナルティエリア内で待つ兵藤へパスを通すと、兵藤の折り返しに塗師が反応。塗師のシュートは惜しくもゴール左へと外れた。その後早稲田は前田亮を前線に投入し、兵藤を右サイドへと移すと同時にゴールを狙う姿勢を前面に押し出す。

なかなか点が入らない状況で試合は激しさを増していく。77分、兵藤からのパスを受けた前田が右サイドを縦に突破。マイナスの折り返しに対し、ペナルティエリア内は大混戦となるが、早稲田は押し込めない。80分には逆に東学が攻め、酒井が抜け出しそうになるも山口が必死に食らいついてクリアする。両者非常に高い集中力での守備を見せていたなか迎えた85分、左サイドでボールを持った林が前線へとアーリークロスを送る。これに飛び込んだ平井の頭を掠めるようにして、ボールは早稲田の右ゴールポストを叩く。ボールは無情にもゴールマウスへと転がり込み、試合終盤に来て早稲田が痛恨の失点を喫した。

最悪の展開となった早稲田は、最後の切り札である島村毅を投入して、必死の攻めを見せる。しかし44分に放たれた島村の決定的なシュートも、ぎりぎり右へとそれてしまう。無情の笛がピッチに響き渡り、それは早稲田優勝の可能性が消えて無くなった瞬間だった。

今期3度目となる東学との対戦だったが、前2回の例に漏れずこの日も固い守備に苦しめられた早稲田。この敗戦でリーグ戦優勝の芽は消えたが、早稲田にはまだインカレが残っている。なんとしても今年度最後のタイトルを獲得するチャンスをモノにすべく、残りの消化試合も全力で戦ってほしい。早稲田の戦いはまだ終わったわけではない。

山口貴弘、金守貴紀、横山知伸の3バック首藤豪は右サイドから何度も仕掛けたが渡邉千真の4試合連続ゴールはならず終戦
posted by ultraswaseda-admin at 23:11| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする