2006年10月22日

関東大学サッカーリーグ第17節 vs東京農業大学@川口

2006年10月21日(土) 14時10分キックオフ 川口 45分×2

早稲田大学 4[2−0・2−1]1 東京農業大学

得点:【早】山本(25分)、兵藤(31分)、渡邉(58分)、山本(89分)【農】河井(66分)

早稲田大スタメン
−−−−−−渡邉−−−−−−
−−−−山本−−兵藤−−−−
中島健−塗師−鈴木修−松本怜
−中川裕−−金守−−山口−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、横山、金田、首藤、島村、前田、反町

交代:中島→反町(65分)、渡邉→前田(77分)、兵藤→横山(84分)

東京農業大スタメン
−−−−常盤−−柳沢−−−−
−−−−−−河井−−−−−−
横田−−原田−−古橋−−佐藤
−−工藤−−剣持−−太田−−
−−−−−−藤井−−−−−−

SUB:吉田、武田、川口、今泉、坂口、鴨志田、奥村

交代:剣持→武田(HT)、横田→坂口(62分)、古橋→奥村(83分)

前節で専修に快勝し、この勢いのまま突っ走りたい早稲田。この日の相手は現在最下位の東京農業大学だ。早稲田はスタメンに前節欠場した兵藤慎剛が復帰し、怪我の影響で途中出場が続いていた松本怜も先発に返り咲いた。ベンチには主将の金田隼輔も戻ってきて、充実したメンバー構成で挑む。対する東農は前線の個人技に冴えを見せる常盤聡と高さのある柳沢昭則に要注意。

試合は立ち上がりから早稲田が圧倒的なポゼッションで攻め込む展開に。まずは2分、左サイドの中島が前線へアーリークロスを送ると、渡邉のポストプレーから最後は兵藤が右足シュートするも左へ外れる。10分には、カウンターから山本が中央をドリブルで持ち上がる。左前方へパスを送ると、受けた渡邉が縦へ仕掛ける。鋭い動きで切れ込んでの左足シュートはキーパー藤井のセービングに阻まれた。

早稲田が今までにないほどのスムーズなボール回しで完璧に試合を支配していた序盤だったが、ここで一息。東農も反撃を仕掛け、15分にはペナルティエリア内で柳沢が粘り、こぼれたところを工藤が左足で狙うも、強烈なシュートは枠外。さらに18分、常盤がドリブルで中央を単独突破する。最後は右でフリーの河井へ渡ったが、時久が素晴らしい飛び出しで決定的なシュートは阻止した。

ピンチを凌いだ後は、早稲田が連続してチャンスを作っていく。20分、塗師のロングパスに反応した山本が左サイドから縦に突破したが、角度のなくなったシュートは大きく上へ外れる。続く23分、左右から再三クロスボールを入れた後のこぼれ球を鈴木修が右足でシュートするも、左へそれる。徐々にゴールの予感が高まりつつあった25分、ついに試合が動く。右サイドで得たFKのチャンス、鈴木修がゴール前へ上げた正確なボールが、飛び込んだ山本の頭にドンピシャリ。山本の2試合連続ゴールとなる先制点が決まった。

その後も鈴木修のセットプレーからチャンスは続く。30分、ゴール前でのFKを鈴木修が直接シュートしたが、キーパー藤井に阻まれる。それで得たCK、鈴木修が蹴ったボールに対しまたも山本が飛び込む。これに対し相手選手が山本を押さえ込んだプレーに笛がなり、PKの判定となった。追加点のチャンス、蹴るのは兵藤。2度やり直しを命じられた末、3度目の正直とばかりに兵藤のシュートが決まった。早稲田にあっさりと2点のリードがもたらされることに。

34分には、東農の古橋のFKがバーを叩く。数少ない相手のチャンスも乗り切り、早稲田はさらに攻撃の手を強めていく。35分、兵藤からパスを受けた左サイドの中島が前線の山本に当てる。山本のダイレクトでの落としに再び走りこんだのは兵藤。流れるような崩しからの兵藤のシュートはキーパー藤井がセービング。41分には、右サイドから中央へ切れ込んだ松本怜が左足でミドルを狙ったが枠の上だった。結局2-0のまま前半戦を折り返す。

後半も流れは変わらず、早稲田が圧倒的に攻め続ける展開。51分、兵藤からのパスを受けた山本が右サイドからセンタリングを送る。ニアで渡邉がスルーすると、後ろから兵藤がフリーで飛び込んできたが、決定的なシュートは体勢が悪く左へと外れた。さらに54分、55分と鈴木修が連続してミドルシュートを放つも得点には至らない。そして早稲田が圧力をかけ続けて迎えた58分。左サイドでボールを受けた中島が中央の兵藤へパス。さらに右でフリーの渡邉へスルーパスが通る。抜け出した渡邉が落ち着いてキーパーとの1対1を制し、東農を突き放す3点目のゴールが早稲田に入った。

61分、前線でボールを奪った兵藤がそのままシュートを放つもゴール左。63分には、左サイドにいた鈴木修から大きなロングパスが寸分違うことなく右サイドを駆け上がる松本怜へ通る。そこから中へ切れ込んだ松本怜の左足シュートは大きく上へそれた。65分に1年生の反町一輝を投入し、新たなオプションを披露する早稲田だったが、直後の66分に東農の攻撃。右サイドの佐藤が裏へスルーパスを通すと、それに反応した河井が抜け出す。オフサイドかと思われたタイミングだったが、そのまま河井のループシュートが決まった。ゴールは認められ、東農が一矢報いる。

1点を返され、試合はやや閉塞した状況に。早稲田ベンチも動き、74分には反町を前線に、山本を左サイドに、ポジションを入れ替える。さらに77分には前田を渡邉に代えて投入し、攻撃を続ける意識を明確にする。効果は早速表れ、特に前線を活性化させる動きを見せたのは前田亮。78分、山本のロングボールを受けた反町が繋ぎ、前田が一気に裏へと抜け出す。GKもかわした前田だったがゴールへの角度がなくなり、中央へ折り返すも反町のシュートはヒットしない。さらに83分、兵藤のスルーパスに反応した前田が凄まじいまでのスピードで左サイドをぶっちぎる。ペナルティエリア内まで持ち込んだ前田だったが、シュートは正確性を欠き枠を捕らえられなかった。

その後は横山を入れて磐石の態勢。終盤の88分には、右サイドをオーバーラップした金守のクロスに反町が右足でシュートするも、キーパー藤井がセーブ。そして直後の89分、早稲田のCKの流れから、横山が左サイドを縦に突破。折り返したボールを金守がヘディングシュート、バーに直撃したところを山本が押し込んで4点目とした。山本のこの日2点目となるゴールで東農を突き放したところで、タイムアップとなった。

早稲田がその実力を思う存分発揮した今日の試合。終始相手を圧倒し続けた末の快勝劇だった。状態は間違いなく上向きだが、今後は力のある相手との対戦が続くこととなる。今年苦杯を舐めている国士舘、東京学芸、その後は駒澤、流通経済、法政と強豪との連戦。厳しい戦いではあるが、優勝に向けて一戦たりとも落とすことはできない。因縁のある相手ばかり、緊張感のある試合が続きそうである。

復帰した兵藤慎剛最終ラインで体を張る中川裕平
posted by ultraswaseda-admin at 00:48| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする