2006年07月18日

東京都サッカートーナメント学生系の部決勝 vs法政大学@東伏見

2006年7月17日(月) 14時キックオフ 東伏見 45分×2

早稲田大学 1[1−1・0−2]3 法政大学

得点:【早】渡邉(30分)【法】菊岡(23分)、元木(60分)、菊岡(71分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−松橋−−−−
−−−−−−兵藤−−−−−−
中島−−塗師−鈴木修−松本怜
−中川裕−−金守−−山口−−
−−−−−−伊藤−−−−−−

SUB:河野、横山、首藤、前田、島村

交代:松橋→前田(69分)、鈴木修→首藤(82分)

法政大スタメン
−−−−井上−−山本−−−−
菊岡−−−−−−−−−小助川
−−−−−向−−常盤−−−−
吉田−−福田−−雑賀−−元木
−−−−−−千葉−−−−−−

SUB:若田、堀越、富井、本吉、鴇田

交代:小助川→鴇田(83分)、元木→堀越(88分)

天皇杯、学生代表の座を賭けた一戦。早稲田は昨年同じ状況で国士舘大に敗れているだけに、なんとしても今年は勝利をものにしたいところだ。法政大を迎えた今日の試合、早稲田は前の試合と若干のメンバーチェンジ。松橋優、松本怜、鈴木修人といった本来はレギュラークラスの選手たちをスタメンに起用し、万全の体制で試合に臨む。対する法政は、早稲田が今期の関東リーグで敗戦している相手。本田拓也、稲葉久人といった主力こそ欠けているものの、十分な実力を持った強敵である。

曇り空で気温もそれほど上がらず、コンディション的には申し分ない状況で試合はキックオフ。立ち上がりは、法政の積極的な姿勢に攻め込まれるシーンが目立つ。1分、左サイドから菊岡がセンタリングを上げると、中央で山本がヘディング。後ろへ流れたボールに小助川が飛び込んだが、これはゴールの左へとそれた。続く3分には、井上から出された裏へのボールに小助川が反応。右サイドを完全に抜け出した小助川のシュートはキーパー伊藤が渾身のセービング、こぼれを再び小助川が詰めたがシュートは大きく上へ外れた。早稲田も11分、左サイドのスローインから、受けた兵藤が素早い反転からの左足シュートを放つも枠を捕らえられない。

法政は攻撃のスピードが非常に速い。まず前線の選手にあて、戻されたボールをすぐさま早稲田ディフェンスラインの裏のスペースへと送り、それに3人目の選手が飛び出していく。動きが連動されており、そしてほとんどのパスをダイレクトで繋ぐため、小気味いい仕掛けができる。12分には、向からの裏へのボールが小助川へと通り、小助川の折り返しに井上がシュート。これは早稲田の選手が体を張った守備でストップした。13分にはゴール前で金守がファールを犯しイエローカード。それで得たFKを菊岡が直接狙ったが、ぎりぎりゴール左側に外れた。

おされ気味だった早稲田だが、徐々にペースを取り戻していく。もともと個人能力では上回っているだけに、流れを引き寄せればボールキープする時間は長くなる。15分、左サイドで得たFKのチャンス。兵藤が鋭いボールをゴール前に送ると金守が勢いよく飛び込んだがあわせられず、ボールは右へと流れた。19分には、鈴木修が中盤でボールを奪うと、すぐさま前線へとフィード。渡邉が右サイドを抜け出し、仕掛けると相手選手をかわし思い切った右足シュートを放つ。しかしこれはバーを叩き、惜しくもゴールにはならなかった。

ようやくチャンスシーンも作り出し、早稲田のエンジンも掛かってきたかに見えた頃、早稲田は一瞬の隙をつかれる。23分、右サイドを突破した小助川がセンタリング。中央で受けた井上が後ろでへ落とすと、走りこんできた菊岡がミドルシュート。早稲田の選手たちも必死のストップを試みるも、ボールの勢いは止まらずにゴールネットに突き刺さった。

攻勢の出鼻をくじかれるような失点を喫した早稲田ではあったが、反撃を狙うべく攻撃の手を強めていく。24分、左サイド中島のクロスボールがファーに流れ、右サイドで受けた松本怜がマイナスの折り返し。これを鈴木修が右足で思い切ってシュートしたが、相手選手に当たって左へ外れる。26分には、右サイドでボールを持った松本怜が、一気に中央へとドリブル。左へと流れながら、そのまま左足でシュートを放ったが、大きく上へ外れた。さらに29分、松橋が左サイドからペナルティエリア内へ一気にドリブル突破。右足で放たれたシュートは、判断よく飛び出した相手キーパー千葉のセーブに阻まれた。

完全に早稲田が押し込む時間帯の中、ついに試合は動く。30分、中央を上がった金守から右サイドの松本怜へパス。松本怜が一気に縦へ突破し、そのまま折り返すと、飛び込んできた渡邉がシュート。これが決まり、早稲田が同点に追いついた。いい流れのなかで早稲田がチャンスをしっかりものにし、反撃への機運が高まる。

同点直後、早稲田にピンチ。31分、右サイドを縦に突破した小助川のセンタリングにニアで井上が頭で合わせる。これはバーを直撃し、こぼれたところに菊岡が詰めたが、シュートは松本怜が体で防いだ。なんとか相手の決定機を逃れた早稲田は、前半の残りの時間を攻め続ける。34分、松本怜が中盤でボールを奪うと、驚異的なスピードで一気にゴール前まで駆け上がる。左サイドにいた渡邉へパスすると、渡邉の右足シュートはゴール左へ外れた。36分には、左サイドでボールを持った渡邉がドリブルで相手選手を突破。右の表堂へ渡したが、兵藤のシュートはゴール右へそれた。さらに41分、中島、渡邉のパスワークから兵藤が左サイドを抜け出す。センタリングはファーへ流れ、右サイドで受けた松本怜が再びセンタリング。こぼれたところを鈴木修が右足で狙ったが、相手選手に当たってゴールならず。

試合は同点のまま後半戦へ突入。ここからも、早稲田はボールキープからチャンスの演出を狙う。49分、右サイドから塗師が左足でのクロスボールを送ると、ボールはファーサイドへ。フリーの兵藤が頭で中央へと折り返すと、渡邉がヘディングシュートを放ったが、これはキーパーのファインセーブに阻まれた。続く52分には、松橋の左サイドの突破から中島が拾い、中央へとドリブル。兵藤へ渡すと、兵藤がヒールで落とし、受けた塗師がスルーパス。反応した鈴木修が倒れこみながらシュートを放ったが、相手選手に当たってゴール左へ外れた。そして54分、中川裕の縦パスを受けた兵藤が渡邉とのワンツーで抜け出す。左足で強引に放ったシュートは左に外れた。

細かなパスワークを駆使して攻める早稲田に対し、法政も素早い攻めで反撃を試みる。59分、右サイドで小助川がドリブルを仕掛け、中央へ切れ込んで狙い済ました左足シュート。これはゴール左に外れる。そして直後の60分、法政にCKのチャンス。左サイドから菊岡がゴール前にボールを蹴りこむと、ニアで元木が打点の高いジャンプ。このヘディングシュートがそのままゴールに流れ込み、ここで法政が再びリードを奪うことに成功した。

リードを許した早稲田は、同点に追いつくべく攻撃に転じたいところだが、ここで少し危険な時間帯が続く。67分、右サイド小助川のセンタリングに山本がシュート。これは金守が守ったが、こぼれたところを山本がもう一度シュートし、再度金守が体を張って止めた。直後の68分、菊岡の左CKをゴールに流し込まれたかと思われたが、これは相手のファールがありノーゴール。早稲田は負傷した松橋に代えて前田を投入、1点狙いにいくが、法政の勢いは止まらず。71分、向からのボールを受けた小助川が右サイドからセンタリング。ファーの山本が頭で折り返すと、受けたのは菊岡。これを菊岡が落ち着いて右足で流し込み、早稲田にとっては痛恨の追加点が法政にもたらされた。

こうなるともう攻めるしかない早稲田。75分、兵藤の裏へのボールに渡邉が右サイド抜け出す。キーパーと1対1にまで持ち込んだが、シュートを狙いすぎた分時間が掛かり、戻ってきた相手選手のタックルに阻まれた。82分には、鈴木修を下げて首藤を投入。最近好調な首藤の攻撃力にかける。法政が前線に鴇田を投入したあとの86分には、早稲田が兵藤のCKから山口がヘディングシュートを放つも、相手キーパーがストップ。最後はロスタイムに兵藤が得意の直接FKを狙うもゴールならず、結局反撃虚しく試合終了の笛が鳴った。

早稲田の選手たちは間違いなく個人能力に長けてはいる。しかし、上手いだけに攻撃に手数をかけすぎるシーンが目立った。攻撃のスピードという意味では、法政に軍配が上がったといえる。これで法政には今期連敗。後期リーグやインカレに臨むためにも、なんらかの修正は必須になってくるだろう。長い中断期間もあるだけに、後期からは再び魅力的な早稲田サッカーを見せてくれることに期待したい。

渡邉千真のゴールで同点に追いついたものの
posted by ultraswaseda-admin at 14:20| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。