2006年07月15日

東京都サッカートーナメント学生系の部準決勝 vsFC東京U-18@東伏見

2006年7月15日(土) 14時10分キックオフ 東伏見 45分×2

早稲田大学 3[1−0・2−0]0 FC東京U-18

得点:【早】渡邉(1分)、首藤(81分)、反町(89分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−島村−−−−
−−−−−−兵藤−−−−−−
中島−−塗師−−金田−−首藤
−中川裕−−金守−−山口−−
−−−−−−伊藤−−−−−−

SUB:河野、鈴木修、松本怜、前田、反町

交代:中川裕→鈴木修(HT)、金田→松本怜(59分)、島村→反町(69分)

FC東京U-18スタメン
−−−木下智−−稲葉−−−−
三田−−−−−−−−−−山崎
−−−−藤原−−佐伯−−−−
蓮見−−畑尾−−近藤−久保田
−−−−−−井上−−−−−−

交代:木下智→米田(57分)、山崎→木下輝(77分)、稲葉→嶋田(83分)

日本一決定戦、天皇杯への出場を賭けた戦いが今年も始まった。東京都代表の座を目指し、早稲田はまずクラブユース代表のFC東京U-18と対戦した。早稲田は、怪我人や連戦の影響もありここ最近の公式戦とはやや違うメンバー構成。時久省吾が不在のキーパーには伊藤拓真が起用され、最終ラインには山口貴弘が久しぶりのスタメンに。ボランチは、金田隼輔と塗師亮が初めてのコンビとなり、右サイドには水曜の練習試合で抜群の働きを見せた首藤豪をこちらも久しぶりのスタメン起用。ここ最近ボランチでのスタートが多かった兵藤慎剛をトップ下に置き、松橋優を欠く前線は渡邉千真と島村毅がツートップを組む。対するFC東京U-18も、17日にプリンスリーグを控えているためか、レギュラークラスの選手は不在。今期出場機会の少ない、いわゆるサブメンバーでこの試合に臨んできた。

北京五輪代表監督である反町康冶氏も見守る中、雷雨の影響で開始が10分遅れて始まった試合は、いきなり早稲田の攻勢で始まる。立ち上がりに山口のフィードから渡邉が頭で後ろにすらし、抜け出した島村が右足でシュートを放つ。これは惜しくもゴール左へ外れた。そして直後の1分、最終ラインの金守が右サイドへ大きなロングパスを送る。これを首藤がダイレクトで頭で折り返すと、そこに走りこんできた渡邉が直接ヘディングシュートを突き刺した。電光石火の先制点が決まり、早稲田が幸先のいい出足となった。

相手は高校生、しかも控え組主体ということで、無様な試合は出来ない早稲田。完全にボールを支配し、一方的なハーフコートゲームとなる。しかし、相手の粘りもあり、なかなか決定機を作り出すまでには至らない。前半も半ばを過ぎた頃からはようやくシュートシーンも出てきたが、決定力に欠き得点にはつながらず。25分、渡邉が頭で落としたところを首藤が左足で強烈なシュートを狙ったが、これはキーパー正面。さらに27分には中盤でのパス回しから島村が左に流れながら強引にシュートを放つも、ゴールの右へ。28分の右サイド首藤のクロスから島村ヘッドはゴール上。続く29分、塗師のカットからスルーパスに抜け出した兵藤のシュートは弱く、キーパー正面。

終盤には兵藤が卓越した個人技を披露。35分、左サイド中島からのパスを受けた兵藤が、ボールを浮かして相手選手を抜き去り、そのままシュートを放ったがディフェンダーに当たってゴールならず。40分には、兵藤が右サイドで2人に囲まれた状態から一気に振り切ってペナルティエリア内へ。左足での狙いすましたシュートは、惜しくもゴール左に外れた。結局早稲田が1点リードを保ったまま、試合は後半戦へ突入する。

後半、早稲田は中川裕に代えて鈴木修を投入。塗師を左ストッパーに移し、鈴木修はボランチの位置へ入った。試合前の雷雨が嘘のように晴れ上がり、猛暑が選手たちを襲う中、相変わらず攻め続けるのは早稲田。47分、首藤のミドルが相手キーパーにセーブされたのを皮切りに、ゴールを狙い続ける。48分には、左サイドを抜け出した渡邉が強烈なシュートを放ったが、相手キーパーのセーブにあいボールはバー直撃し、ゴールならず。さらに55分の金守のミドルシュートはゴール左へそれる。

57分に東京が前線に米田を投入。なかなか追加点が奪えない早稲田も、59分に金田を下げて松本怜を入れる攻撃的な采配。首藤をトップ下、兵藤をボランチに移し、松本怜は右サイドへ。直後、61分には、左サイドを突破した中島がセンタリングを上げると、ファーから走りこんできた松本怜が決定的なシュートを放ったが、これは相手キーパーがセーブ。その後も左サイドの中島から再三シュートシーンが作られるが、どうしても得点につながらない早稲田。67分には、こぼれ球を拾った塗師がペナルティエリア内で相手選手をするするとかわし、最後は左足でループ気味にシュートを狙ったがゴール左へ外れた。

69分、早稲田は最後のカードを切る。前線に反町を投入し、追加点を狙う。そして試合も終盤に差し掛かった81分、ようやく早稲田に待望のゴール。相手CKのカウンターから、これまで多くのチャンスシーンに絡んでいた中島が中央でスルーパス。これに反応した首藤が一気に抜け出し、独走となる。最後はキーパーとの1対1をきっちりと制し、早稲田に2点目のゴールがもたらされた。

その後は早稲田が磐石の試合運び。84分、鈴木修のFKが前線に放り込まれ、受けた渡邉が強引に振り向いてシュートするもキーパーセーブ。続く86分、鈴木修の決定的な直接FKは、これまたキーパーが横っ飛びでセービング。88分には、自ら持ち上がった塗師が反町とのワンツーから浮かしたシュートを狙うもキーパーの正面を突く。さらに直後の89分、松本怜のスルーパスに抜け出した渡邉がシュートを放ったが、これは相手キーパーがCKに逃れた。最後の猛攻を仕掛ける早稲田にもたらされたCKのチャンス、これを兵藤が正確なボールをゴール前に送ると、飛び込んだ反町の頭にドンピシャリ。最後の最後に反町の早稲田トップチームでの初ゴールが決まり、点差を3と広げたところで試合終了の笛が鳴った。

酷暑のなか、2日後にも試合を控えるということで、体力の温存も考えなければならない試合ではあったが、思いのほか追加点を奪うのに時間が掛かった今日の試合。決定的な場面で決めきれなかったのは今後に向けた課題となる。学生代表を賭けた次の決勝戦の相手は法政大学。前期リーグで完敗を喫している相手だけに、是非とも勝利を期待したい。

仕掛ける!兵藤慎剛
posted by ultraswaseda-admin at 22:46| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする