2006年07月05日

第30回総理大臣杯2回戦@鶴見緑地

2006年7月4日(火) 15時40分キックオフ 鶴見緑地 45分×2

早稲田大学 0[0−0・0−1]1 東京学芸大学

得点:【学】瀬田(50分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−松橋−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中島−−鈴木修−兵藤−松本怜
−−横山−−金守−−塗師−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、山口、金田、松本征、首藤、島村、前田

交代:渡邉→島村(57分)、松橋→前田(74分)、中島→山口(84分)

東京学芸大スタメン
−−−鈴木崇−−志連−−−−
桂木−−−−−−−−−−酒井
−−−−瀬田−−渡邊−−−−
高野−−黒田−−坂本−−奥野
−−−−−−山下−−−−−−

SUB:足立、飯泉、大場、鈴木保、松村、山田、栗原

交代:志連→山田(66分)、坂本→大場(74分)、桂木→松村(86分)

劇的な形で総理大臣杯初戦を突破した早稲田は、東京学芸大学との関東対決となる2回戦に臨んだ。早稲田はボランチに鈴木修人を入れる、1回戦の後半スタート時と同じメンバー構成。対する東京学芸は、主将で最終ラインの要である鈴木博之を初戦で負った怪我の影響で欠いた布陣。それでもディフェンスに定評があることは関東リーグでも証明されているだけに、気の抜けない試合となった。

昼間のキックオフ、そして連戦という影響もあるのか、早稲田はやや集中に欠いた立ち上がりとなる。相手の動きを捉えきれずにゴール前でフリーにしてしまうシーンが目立ち、危険な展開。1分、瀬田の縦パスを受けた桂木がゴール前でつぶれ、抜け出した鈴木崇がフリーでシュートを放ったが、これは時久のビッグセーブ。こぼれを渡邊にシュートされるもゴール左へ外れた。7分には、中盤で鈴木修からボールを奪った志連が強引なミドルシュート。金守に当たって一難は逃れた。

序盤の劣勢をなんとか凌いだ早稲田は、徐々に立て直していく。10分には渡邉のキープから、松本怜のスルーパスに山本が綺麗に右サイドを抜け出す。折り返しに松橋が飛び込んだが、これは相手選手にクリアされた。さらに18分、右サイド松本怜のスローインを受けた渡邉がすぐさま振り向きざまの左足シュートを放つも、相手キーパー正面。ようやくシュートシーンも作り出し、流れを手繰り寄せて行く早稲田である。

前半も中ごろを過ぎてからは早稲田が一方的な攻めを見せる。次々とチャンスを作り出していく早稲田ではあるが、ゴールだけが遠い。35分、山本が見事なテクニックで右サイドを単独突破すると、そのままセンタリング。一旦はクリアされたがセカンドボールを拾い、右サイド松本怜のマイナスの折り返しに、鈴木修が強烈なミドルを放ったがゴール左にそれる。38分には東京学芸にバックパスの反則があり、ペナルティエリア内での間接FKもあったが、このチャンスは生かせず。直後の39分には、右サイド松本怜のセンタリングがクリアされたところに山本が待ち構えてのボレーシュート。これも枠は捕らえられない。

早稲田の攻勢はまだ続く。41分、兵藤の大きな展開から中島が左サイドを抜け出す。センタリングに松本怜が飛び込み、ダイレクトでのシュートを放ったがゴールの上。42分には兵藤の左CKをファーで松本怜が頭で折り返し、最後渡邉のシュートは右へそれる。続く43分、山本のスルーパスに松本怜が右サイドを抜け出す。センタリングは相手に当たり、戻ってきたボールを再び松本怜が今度はマイナスの折り返し。走りこんできた兵藤の左足シュートは相手選手に当たった。その後渡邉の角度の無いところからの強引なシュートや、鈴木修のミドルもあったが得点には至らず。圧倒した前半ではあったが結果には結びつかず、スコアレスで折り返した。

両チーム選手交代もなく迎えた後半戦。こちらも前半と同じく東京学芸の攻勢で幕を開ける。47分、突破を許した相手を手で倒した塗師にイエローカードが提示される嫌な立ち上がり。49分には、横山からのパスを受けた兵藤が狙われボールを奪われると、酒井に抜け出されてシュートを打たれるも、これはぎりぎりゴール右に外れた。そして50分、ついに均衡は破れる。ゴール前で早稲田の選手がファールを犯すと、東京学芸の高野が素早いリスタート。一気にデイフェンスラインの裏へと抜け出した酒井がシュートを放ち、これは時久が渾身のセービングを見せたが、こぼれ球を瀬田がヘディングシュート。バウンドし、弱いボールではあったが、飛び出している時久のいないゴールは他の選手たちでは守り切れず、ボールはゴールマウスに転がり込んだ。

リードを奪われた早稲田は、30度を超える暑さの影響もあるのか相変わらず地に足のつかない戦いぶり。54分には、またも相手の素早いリスタートから鈴木崇が完全に抜け出す。時久もフェイントでかわしたが、最後のシュートがなんとゴール左に外れて得点にはならなかった。決定的なシーンを何とか凌いだ早稲田は、前線に島村を投入して反撃を狙う。

その後、60分を過ぎた頃からは、早稲田がボールを圧倒的に支配して攻め込み始める。セカンドボールも徹底して拾い、攻め続ける早稲田ではあったが、やはり東京学芸の守備は非常に固い。ボール支配率は完全に早稲田が上回る展開ながら、最後のシュートだけがどうしても撃つことが出来ない。リードを奪い、完全に引いて守備に徹する東京学芸を崩すことができないまま、時間は過ぎていく。

74分、前線にスピードのある前田を投入して、なんとか得点への糸口を見つけ出したい早稲田。76分には、鈴木修の右CKが相手選手に当たって戻ってきたところを再び鈴木修がセンタリング。山本がヘディングでシュートを放ったが、体勢が悪くボールは枠の上へ外れた。早稲田はこれがなんと後半初めてのシュート。

時間も残り少なくなり、早稲田は山口を投入して最後の攻めに出る。最終ラインを塗師、金守、山口の3バックに変更し、横山をボランチへ、山本を左サイドへ、兵藤をトップ下へ上げる。少ししてからは長身の横山を最前線に上げ、ついには山口も前に上げるパワープレーでゴールを狙い続ける。必死の形相でゴールへと迫り続ける早稲田ではあったが、結局ゴールを奪えることなく試合終了の笛がピッチに鳴り響いた。

一旦引いてしまうと東京学芸の守備はあまりにも強固であるということは周知ではあるが、それに完全にはまってしまったこの日の早稲田。前半の攻勢を得点に結び付けられず、後半の序盤に集中を欠いたところつかれて失点してしまったのが痛かった。駒澤、流通経済ら関東の強豪が次々と姿を消したように、トーナメントの怖さというものを、わが身を持って証明した早稲田。今後は天皇杯予選もあり、関東リーグ後期やインカレなどのリベンジの舞台もまだ用意されている。敗戦を糧に、さらなる早稲田の躍進に期待したい。

キャプテンマークを巻いた松橋は前線で体を張ったが暑さに負けず守備陣も最小失点に食い止めはしたが前田亮投入も打開には至らず早すぎる終焉
posted by ultraswaseda-admin at 19:47| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする