2006年06月30日

第57回早慶サッカー定期戦@国立競技場

2006年6月29日(木) 19時キックオフ 国立競技場 45分×2

早稲田大学 5[1−0・4−0]0 慶應義塾大学

得点:【早】松橋(32分)、兵藤(56分)、鈴木修(58分)、島村(81分)、兵藤(82分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−松橋−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中島−−兵藤−−金田−松本怜
−−横山−−金守−−塗師−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、山口、堀江、鈴木修、首藤、島村、前田

交代:山本→鈴木修(HT)、渡邉→島村(59分)、横山→山口(60分)、松本怜→首藤(64分)、松橋→堀江(74分)

慶應義塾大スタメン
−−−−大河−−中川−−−−
−−−−−−長田−−−−−−
根岸−−田中−−蒲生−−飯高
−−新谷−−冨田−−浅海−−
−−−−−−山本−−−−−−

交代:中川→甲斐(HT)、長田→巻(HT)、田中→三輪(53分)、新谷→斎藤(68分)、飯高→坪内(79分)

ついにやってきた年に一度の大学サッカー界の祭典、早慶戦。開放された国立のメインスタンドから人が溢れるほどの大入りで、明らかに普段の試合とは違う盛り上がりを見せる。早稲田は、U-19日本代表として遠征中の中川裕平を除けばベストのメンバーが揃った。対する慶應はやはり実力差を考慮してか非常に守備的なメンバー構成で臨んできた。

立ち上がりは両者早慶戦の雰囲気を確かめるように慎重な出足となる。ボールがなかなか落ち着かず、早稲田もペースをつかむまでは至らない。2分には兵藤が遠めから直接FKを狙ったがゴールならず。逆に慶應も9分、右サイドを抜け出した飯高のクロスに中川がスライディングで飛び込むも時久がしっかりと抑えた。

時間が経つにつれ、やはりボールキープする時間が長くなるのはやはり早稲田。しかし、なかなかシュートチャンスまでは作らせてもらえない。慶應の中盤センターをつとめる蒲生、田中、長田という3人はもともとディフェンスラインもこなす守備的な選手たち。徹底した守備重視の慶應に、さすがの早稲田も手を焼く展開。

こうなると早稲田は個人での打開を見せ始める。26分、右サイドでボールを受けた松本怜が得意のドリブルを開始。トップスピードに乗るとピッチを斜めに横断するようにゴール前まで持ち込み、最後は左の松橋へパスを送る。完全にフリーでボールをもらった松橋だったが、シュートは惜しくも右へ外れ、早稲田最初のビッグチャンスはゴールに結びつかなかった。しかし、勢いの出てきた早稲田は32分に鋭いカウンターを見せる。相手CKをクリアすると、右サイドで受けた山本が中央を駆け上がる中島へ絶妙なパス。受けた中島がピッチ中央から一気にゴール前まで独走すると、最後は左から上がってきた松橋へ渡す。今度はしっかりとゴールへと流し込み、松橋のゴールで早稲田が先制となった。

リードを奪った早稲田は、それでも守備を頑張る慶應に対し攻めあぐねるシーンこそ目立つものの、かといって相手にも一切チャンスを作らせることはない磐石の試合運び。兵藤のセットプレーから横山のシュート、松本怜が右サイドを抜け出してのシュートなどもあったが、追加点は奪えないまま前半戦は終了となった。

後半から早稲田はやや膠着した試合展開を打開するためか、この日はベンチスタートとなった鈴木修人をボランチの位置に投入。兵藤慎剛をトップ下に上げ、新たなリズムで慶應ディフェンスを崩しにかかる。対する慶應も、前線に長身の甲斐、トップ下に攻撃センスに優れる巻を入れ、反撃の姿勢を押し出してきた。

兵藤が高い位置で攻撃に絡めるようになり、彼の持ち味も発揮され始めてきた頃、早稲田に待望の追加点が。56分、左サイドに流れた松橋が中央へクロスボールを送る。ニアに飛び込んだ渡邉の頭上を越えたボールは、後ろから飛び込んできた兵藤の元へ。これを兵藤がきっちりと押し込んで、早稲田に2点目のゴールとなった。慶應の出鼻をくじく得点を挙げた早稲田はさらに畳み掛ける。58分、今度は右サイドに深い位置でボールを受けた松橋が相手選手を突破して、一気にペナルティエリア内へ突っ込む。マイナスの折り返しに対し、攻撃参加した鈴木修が合わせるとゴールネットが揺れた。これで早稲田に電光石火の3点目。

これで余裕の出た早稲田は続々と選手交代。最近好調の島村を前線に、これが最後の早慶戦となる山口を右ストッパーに、首藤を中盤右サイドに、そしてこの日大活躍を見せた松橋も下げてこちらも最後の早慶戦の堀江を左ストッパーに、それぞれ交代となった。布陣は、最終ラインが右から山口、金守、堀江の3バック。塗師と金田のダブルボランチで右サイドに首藤、左サイドに中島。鈴木修のトップ下に兵藤と島村の2トップといった格好に。

完全に慶應を圧倒する早稲田は、まだまだ意欲的にゴールを狙う。81分、中央の兵藤からのスルーパスに反応した首藤が右サイドを抜け出す。首藤のセンタリングに対し、ボランチの位置から上がってきたファーの塗師がヘディングシュート。最後は島村が押し込んで4点目のゴール。続く82分には、金田からボールを受けた島村がすぐさま抜け出す兵藤へスルーパス。キーパーと1対1となった兵藤が、落ち着いてこれを制してゴールとなった。これで点差はついに5となった。

終盤には島村の惜しいシュートも2度ほどあったもののこれは決まらず、結局そのまま試合は終了。結果は5-0、早慶戦至上最大の得点差での勝利という、まさに歴史に残る圧勝で早稲田が栄誉を手にした。そしてMVPは1ゴール2アシストと試合を決定付ける見事な働きを見せた松橋優が獲得。これで松橋は2年連続でのMVP受賞となった。素晴らしい結果と内容を残してくれた早稲田、この後はいよいよ全国で大暴れする舞台が待っている。

喜びを爆発させる兵藤慎剛圧勝!
posted by ultraswaseda-admin at 16:31| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする