2006年06月11日

総理大臣杯関東代表決定戦 vs明治大学@東伏見

2006年6月11日(土) 13時キックオフ 東伏見 45分×2

早稲田大学 2[1−0・1−1]1 明治大学

得点:【早】渡邉(3分)、兵藤(87分)【明】末廣(75分)

早稲田大スタメン
−−−−渡邉−−島村−−−−
−−−−−−山本−−−−−−
中島−鈴木修−−兵藤−松本怜
−中川裕−−塗師−−横山−−
−−−−−−時久−−−−−−

SUB:伊藤、堀江、梅澤、松本征、首藤、松橋、前田

交代:島村→松橋(64分)、中島→松本征(70分)、鈴木修→堀江(89分)

明治大スタメン
−−−−山本−−橋本−−−−
−−−−−−田中−−−−−−
斉藤−−藤田−−森−−−小川
−−上川−−金−−−福田−−
−−−−−−関−−−−−−−

SUB:早川、鈴木、根本、高橋、清原、末廣、林

交代:斉藤→鈴木(49分)、山本→末廣(67分)、森→清原(89分)

さあ大一番。この試合に勝利すれば全国出場が決まる大事なゲームとなった。早稲田は昨日の試合で守備の要である金守貴紀が退場したために出場停止。リベロの位置には塗師亮が起用され、ボランチには兵藤慎剛と鈴木修人という攻撃センスのあるコンビとなった。それ以外はスタメンに変更はなく、ベンチには怪我の癒えた松橋優が切り札として控える。相手の明治大とはリーグ戦では早稲田が勝利を収めているが、2回戦では関東2部首位の神奈川大相手に5対1と大勝しており、好調の模様。この日は布陣をいつもの4バックから3バックに変更して臨んできた。

緊張感の高まる中キックオフされたこの試合、立ち上がりに早稲田が一気の攻勢。3分、兵藤のスルーパスに反応した渡邉が一気に抜け出す。ゴール前右寄りの位置から渡邉が右足を降り抜くと、ドライブ気味のシュートは左側のサイドネットに突き刺さった。この鮮烈なゴールが決まり、早稲田がいきなりの先制。

リードを得た早稲田だったが、その後はボールを持つ時間こそ長いもののチャンスシーンは少ない印象。10分、兵藤からの縦パスを受けた山本が中央をドリブルで持ち込み、そのままミドルシュートを放ったがこれはキーパー正面。逆に11分には、早稲田からボールを奪った山本が左サイドから中央へボールを送る。受けた橋本がミドルで狙うも時久が抑えた。16分、渡邉が強引に相手選手を振り切っての左足シュートはキーパーの真正面。かと思えば19分、明治のCKのチャンスから森の蹴ったボールはファーサイドへ。体を投げ打って飛び込んできた金がヘディングシュートしたが枠からは外れた。

徐々に雨足が強くなり、ピッチにも水がたまっていく中で、一瞬の気の緩みが失点につながりかねないコンディション。早めに追加点を得て楽に試合を進めたい早稲田ではあるが、なかなか試合を支配しきれないもどかしい展開が続く。22分には横山が相手のミスパスをインターセプトすると、そのまま前線へスルーパス。左サイドを抜け出した渡邉が左足に持ち替えてシュートを狙うもゴールならず。直後の23分には明治も反撃し、右サイドの小川が中央へパス。ゴール前で受けた田中がすぐさま振り向いて左足でシュートを狙うも、これはゴールの右にそれた。その後の33分、明治の森が中央をドリブルで持ち上がり橋本、小川とつなぐ。小川の危険な右足シュートは時久がセーブした。明治にシュートまで持ち込まれるシーンも散見され、天候を考えると怖い流れである。

その後は明治をなかなか崩すまでは至らない早稲田が、兵藤や渡邉の多少強引なミドルなどでゴールを狙うも得点にはつながらず。そのまま前半は終了し、試合は早稲田1点リードのまま後半戦へ突入する。両者選手交代はなかったが、明治は布陣を3バックから4バックに変更。前線を1トップ気味に配し、両サイドの高い位置に攻撃的な選手を置いて3バックの早稲田ディフェンスを撹乱しようという狙いか。

47分には早稲田にいきなりのチャンス。右サイドを駆け上がった松本怜のクロスは、直接ゴールへと飛んだがキーパーセーブ。こぼれを再度松本怜が奪い、後ろの山本へ。山本はトラップと同時にターンして相手選手を置き去りにすると、そのまま左足でシュートを狙ったが、ゴールの左へと外れた。その後の49分には明治が選手交代。鈴木をトップ下の位置に投入し、藤田を左サイドバックに移してきた。直後の50分には右サイド松本怜のセンタリングに鈴木修が飛び込んできたがシュートはうまくヒットせずにゴールならず。

60分、後方からの兵藤のFK。島村がヘディングで競りボールは右サイドの松本怜へ。松本怜の折り返しに山本がフリーで飛び込んだが、ヘディングシュートはゴールの上へ外れた。決定的なシーンを決めきれないでいるうちに、試合は徐々に明治へとペースが傾いていく。62分には左サイド高い位置から森がペナルティエリア内へとドリブルで侵入。パスを受けた田中がシュートし、そのこぼれたところを山本が決定的なシュート。しかしこれは上へ外れた。64分に早稲田は前線に松橋を投入したが、依然流れは明治。66分、小川が右サイドからスルーパスを前線へ走りこむ田中へ通す。田中のシュートは横山が体を張った守備で防いだ。

67分、明治はいい流れを得点に結び付けるべく、前線に長身の末廣を投入。一方の早稲田も試合を落ち着かせるべく、70分に松本征を左サイドへと入れる。両者の思惑が入り乱れる中、期待に応えたのは明治の末廣だった。75分、カウンター気味の素早い攻めから、中央の小川が左サイドへ展開。受けた橋本が仕掛け、コースを狙った右足シュートは右ポストに直撃するも、こぼれ球を拾った鈴木が右サイドからすぐさまセンタリングを送る。これがフリーの末廣の頭にぴたりとあい、早稲田は痛恨の同点ゴールを許してしまった。

試合も終盤にさしかかろうかというところで試合を振り出しに戻された早稲田は、下を向くことなく再度の勝ち越しを狙いにいく。82分、早稲田CKのこぼれを相手に拾われカウンターに持ち込まれたがこれを鋭い出足で松本征がカット。ボールをもらった兵藤が左サイドから右サイドへと大きなパス。受けた渡邉が仕掛け、ペナルティエリア内へ。ドリブルで1人抜き去ってからの右足シュートは、惜しくもポスト叩いてゴールならず。続く84分には、山本が個人技で左サイドを抜け出し後ろへ戻すと兵藤がセンタリング。ボールはファーに流れ、拾った松本怜がマイナスのパスを送ると鈴木修がシュートしたが相手キーパーのセービング。

攻勢で相手に圧力をかけ続けた早稲田だったが、ここでチャンスが訪れる。ゴール前左寄り、ペナルティエリアのすぐ外で鈴木修が倒されFKを得る。蹴るのは今期リーグ戦で2度直接FKを決めている兵藤。得意としている位置からのFK、当然のように直接狙った兵藤のシュートは、当然のようにゴールマウスに吸い込まれた。87分、後半終了間際での勝ち越し弾で早稲田の選手たちに歓喜が広がった。

ロスタイムには堀江も投入し、しっかりと早稲田は試合を終わらせた。苦しい試合ではあったが、早稲田が見事に勝負強さを発揮して総理大臣杯本戦への出場権を獲得。これでようやく昨年の雪辱を晴らす権利を手に入れた早稲田、来月にはいよいよ戦いの場を全国へと移す。

雨足の強まる中、横山知伸は懸命のプレーを見せた素晴らしい先制ゴールを上げた渡邉千真怪我から復帰した松橋優
posted by ultraswaseda-admin at 18:51| 試合レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする